JICA のコミュニティ プロジェクト(草の根)は、NGO(事業実施団体)、大学、政府、地方自治体を通じて、知識と技術を開発途上国への支援と国際協力に活用するプロジェクトです。
このプロジェクトはJICAがODA(政府開発援助)の一環として行っています。
2022年3月~2025年2月を目途に、ABCジャパンは沖縄県人会ビラカロン支部(AOVC)と提携して、ブラジルの人材育成プロジェクトとして草の根を実施します。ABCジャパンはこのプロジェクトを通じて、日本企業および日系企業で活躍できる人材を育成することを目的としていて、ビジネスマナーと日本文化の指導、”仕事のための日本語”に重点を置いたトレーニングプログラムと同時に、日本語教師を育成するプロジェクトとしてもトレーニングを行います。
1) 日本語能力試験N4対策の講習を開始
登録リンク: https://forms.gle/aP3QfJJDPqMvXo1m7
登録リンク : https://forms.gle/QKFzgCWPqvQ1FZvt7
プロジェクトの準備のために2つのアンケートを実施しました。
1) サンパウロ市内に進出している日系企業を対象に、求めている人材に関するアンケート。
2) 沖縄系移民が多いサンパウロ市ビラカロンの住民とその周辺住民を対象に、自分が住む町についてや、住んでる人たちについてどう思っているのかなどの地域の声に関するアンケート。
1) 日本語講座を開き、日本語能力試験N5対策と日本のマナーや文化の講習を企画しました。2) SNSを使った宣伝と、パンフレットを用意して県連ジャパンフェスティバル(JICAブース)や、AOVCの沖縄フェスティバル等で配布しました。
1) 2022年7月21日オンライン講座をスタート(2022年12月1日に完了)
2) 日本語教師を育成するための日本語教師の募集を開始しました。
このプロジェクトでは、20年以上にわたって日本の外国人コミュニティをサポートしてきたABCジャパンが、沖縄からの移民の人材育成やサポートをしてきたAOVCの施設でプロジェクトを実施します。
1956年に設立された沖縄県人会ビラカロン支部は、ブラジルの沖縄県人協会に加盟する協会の1つで、ブラジルの中でも会員数が多く450世帯以上の会員がいます。
ビラカロン支部では、沖縄舞踊や沖縄民謡、劇などのスポーツ、文化、芸術活動を行っています。
沖縄フェスティバルを中心に沖縄の文化遺産の保護と、新しい世代に伝えるためのイベントや活動も行っています。
HP: www.okinawafestival.com.br