言葉が通じなくて生活に困るという経験のある人はあまり多くないかもしれません。
そんな状況に置かれた気持ちを理解するのは難しいと考えて、日本語が一切通じない世界を体験するワークショップをつくりました。
与えられたミッションをポルトガル語や中国語などを使ってクリアし、私たちが行っている活動を「言葉が通じない体験」を通して理解してもらうきっかけになるプログラムです。
高校や大学、イベントなどで実施していますが、参加をきっかけに学習支援のボランティアに来てくださった方々もいます。
スタッフは主にフリースクールの生徒や卒業生で構成されています。普段、言葉が通じなくて困る体験をしている当事者たちです。
いつも教えてもらう・支援してもらう立場に立たされやすいですが、ここは彼らが本来の力を発揮できる場ともなりました。