先週、ABCジャパンのある鶴見駅前に消防車やパトカーが押し寄せて、騒然とした空気に。
有毒ガスが発生したとかで、周辺一帯が立入禁止になりました。
通常教室が終わった後だったので、自習していた子どもを帰宅させ、事務所も早めに店じまい。
小中学校でも下校前に連絡が届き、立入禁止地域に住む子どもは学校待機に。
ただ、日本語での説明が理解できずに、混乱した子どもも少なくなかったのではないかと思います。
教室に通う不登校・不就学の子どもたちは、勿論学校での避難訓練も経験していない。
今回の件で、早速「避難訓練をやろう」「横浜の防災センターに行ってみよう」という話になりました。
さて、現在、ABCジャパンでは区役所と共催で、「つるみ学習支援教室」の運営に関わっています。
月に2回、土曜日の午前中に子どもたちが学校の宿題やプリントなどを手伝ってもらうのですが、南米だけでなく、
フィリピンや中国の子どもたちの常連も増え、地元の方々や大学生など色々なボランティアに支えられ、
毎回30人ほどでワイワイ勉強しています。
勉強はどちらかといえば苦手な子どもたちが多いけれど、 土曜朝に勉強しに通ってくるだけでエライ!と思う。
最初は「教えるなんて。。」と自信なさげだったシニアのボランティアの皆さんも、最近は「子どもが可愛い」と
人なつっこい子どもたちを孫のように温かく見守ってくれています。
日本語や教科の専門家が主宰する学習支援とは全く雰囲気が違うけれど、保護者も気軽に立ち寄れて、
おしゃべりできる 場所があるのもいいな~、と感じています。
子どもたちにとっては今まで なかった地域内での出会いや、ささやかだけど大事な気づきや学びにつながっていると思います。
でも、そんな教室にも深刻な悩みは持ち込まれて、 最近はいじめや発達障害の相談も増えてきています。
色々な相談を受けていると、個人の問題ではなく体制に問題があることも少しずつ分かってきました。
とりあえず、学校や役所に伝えるつなぎ役は担えるけれどそれ以上の対応は現状では難しのが現状。
地域に広く開かれ色々な人が関わる場と専門的な相談にも対応できる機能を併存させて、しかも
それをコーディネートする人材を(正当な報酬で)配置する。
そんな場づくりが実現したら理想だな、とつくづく感じます。
「つるみ学習支援教室」(愛称検討中)は、現在は第1・3土曜日午前中に区役所で開催していて、常時ボランティア募集中です。
月1回の参加でもよいので、関心があれば、鶴見区役所地域振興課(TEL:045-510-1692)にぜひご連絡を。
8月17~21日は、「夏休み宿題教室」も開催予定ですし、ゲームや料理教室、スポーツ大会などのイベントも企画中です。
(じゅんこ)





