ペルーから2009年11月に来日したH君が、今週の金曜日から夜間中学に通うことになりました。
君はペルーの中学を2年まで終了し、すぐに日本に来る予定でしたが、なかなか手続きが進まず、日本に来日した時には16歳。日本の昼間の中学校には編入できない年齢になってしまっていました。
ABCには来日間もない2009年11月20日から日本語を勉強するため通い始めました。H君の心に変化が見えたのは、ブラジルから来日したK君がABCに通い始めてからです。
K君は一足先に夜間中学校に入学していて、その影響からK君も「学校行きたい」と言い出しました。そのため、4月に入ってから本格的にH君の夜間中学への入学手続きを始めました。
手続きが進むにつれT君はK君を「先輩!先輩!」と呼び大はしゃぎ。K君も満更でもない様子。見ていてとてもほほえましい光景でした。
そして今日はついに夜間中学校に行き、担当の先生と面談をして学年を決めてきました。1年生からゆっくり着実に日本語力を身に付けたほうがいいのかもしれないと思いながらも、少しでも早く高校に入りたいというT君の希望を考慮して、2年生に編入することになりました。
面談中はどこか緊張して落ち着かない様子だったT君ですが、担当の先生から「今週の金曜日から来てね。金曜日は国語、数学、体育2時間だよ。体育館でみんなでバスケしよう」と言われると、なんだかほっとした様子で、嬉しそうに微笑んでいました。
T君とK君が通う夜間中学校の生徒の年齢は85歳から16歳まで、国籍は日本、ブラジル、フィリピン、中国など多国籍。今日少しだけT君と授業見学をさせてもらって見ただけでも、アットホームで笑顔が溢れた学級でした。積極的で明るいT君もすぐに溶け込んでしまいそうです。
これからT君が夜間中学で沢山の人と出会い、交流し、いろいろなことを体験して吸収していってもらいたいなと思います。(ゆい)





